MVNOで使用していると定期的に通知欄に『アップデート確認失敗』のメッセージが出ます。
通知メッセージからアプリ情報をみると「docomo Application Manager」が出ました。
アップデートするには『SPモード』が必修のようでMVNO(格安SIM)では不可のようです。
SO-01Fではルート化後、「Root App Deleter」を使用し無効化し対処していました。
SOL23ではこの際なのでdocomo関連のアプリを極力無効化しスッキリしたいと思います。
Android 4.4ではアプリの無効化はroot化や特殊なツールは不要でadbコマンドで可能です。
ただし、PCでadbコマンドを使用可能にする必要はあります。
実際に作業開始端末をPCにデバッグモードで接続します。
コマンドプロンプトを起動。

adbコマンドでインストールされているアプリを把握する。
adb shell pm list packages -e >packages_list.txt
コマンドプロンプトのカレントディレクトリにアプリ一覧(packages_list.txt)が保存されます。
SOL23では現段階で、412個ありました。
この中から、"docomo"と記述されたファイルのみをピックアップします。

全部で、61個となります。
エリアメール、災害メール受信のため以下の2つを除外します。
com.nttdocomo.android.areamail
jp.co.nttdocomo.saigaiban
テレビアプリのハングアップ防止の為、以下のファイルも除外します。
com.nttdocomo.mmb.android.mmbsv.process
これで、最終的に58個となりました。
テキストファイルの「package:」を「adb shell pm block 」に置き換えます。
"pm block"の後に半角スペースを忘れずに入れます。
拡張子を"bat"に変更し保存します。
batファイルを実行します。
アプリ無効化作業前
アプリ無効化作業後
NOTTVのアイコンが残っています。
インストールだけで常駐していなければ気にする必要がないかもしれませんが、
通知欄に定期的にメッセージが表示されるのも不快なのでこの際一気に対応しました。
元に戻すのは、batファイルの block → unblock に変更。
または、初期化すれば戻ります。
これで、スッキリしました。
余談ですが、
作業前に一旦初期化を行なったのですが、
前回行なったプラスエリア化がやっぱり元に戻ってしまいました。
